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​この言葉のない絵本は、見開き14ページの作品です。日本のヤングケアラーをもとに2022年から制作してきました。

​ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行なっている子供のことです。責任や負担の重さにより、学業や友人関係に影響が出てきてしまうことがあります。

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ストーリー

誰しもが幼い頃の友人の家を訪れた時の経験の一つで自分の家庭の規範や生活様式が他の家庭とは異なることに気づくでしょう。

物語の中心となるのは、ドールハウスの中で暮らす一人の少女です。彼女はいつも家の中で過ごしていましたが、ある日、外の世界に出されます。外の世界で友人を作り、そこで初めて自分の生活環境が他の人々と異なることを認識し、自己の人生を新たな視点で見つめ直します。

この絵本では、ドールハウスというメタファーを用いて少女の閉鎖的な生活状況を象徴的に表現しています。ヤングケアラーに共通する課題の一つは、自らがヤングケアラーであることに気づいてないことです。この物語は、外の世界に出ていくことを通じて自己発見・自己認識を視覚的に鮮やかにかつ深く描写しています。

​この絵本をきっかけにヤングケアラーがより広く認識されることを願っています。

​製作中 2022~

​現在、Silent Picture book contest に向けこの絵本をを編集中です

harukasaiga2@​gmail.com

​INSTAGRAM: haruka_saiga

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